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『赤い風船 4K』『白い馬 4K』＆＜映像詩人アルベール・ラモリスの知られざる世界＞特集上映

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『赤い風船 4K』『白い馬 4K』（同時上映）
小さなロバ、ビム 4K
素晴らしい風船旅行 4K
フィフィ大空をゆく 4K

販売終了

2025年11月13日（木） 23:59

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作品紹介

『赤い風船 4K』『白い馬 4K』（同時上映）

神話の如き、夢の世界へ

2025/11/14(金)公開

初公開から70年、時を超えた今だからこそ実現した4Kデジタル修復技術により、48歳という若さでこの世を去った伝説の映像詩人アルベール・ラモリスの名作『赤い風船』『白い馬』が、細部まで深く再現され、鮮明な美しさで甦る。夢を現実化したポエティックな映像美と遊び心、愛と自由への賛歌、純粋な少年たちの物語の美しさは、今なお一層の輝きを放ち、忙しなく現代を生きる私たちの心を癒し、喜びを届けてくれる。

ストーリー

ある朝、少年パスカルは学校に行く途中で、ふわりと宙に浮かぶ赤い風船を見つける。風船は街灯に紐が引っかかって動けなくなっていたのだ。パスカルは風船を持って学校へ向かうが、教室に風船を持って入れず、門番に預けた。放課後、風船を持って無事に家へ帰り着いたが、窓から風船を放り出されてしまう。しかし、不思議なことに、風船は窓際にふわふわと浮いてとどまった。赤い風船と友達になったパスカルは、どこにいくにも風船と一緒だ。だが、パスカルと風船の仲の良さを妬んだいじめっ子たちは、風船を我がものにしようと追いかけてくる。パスカルは風船とともにパリの街を逃げ回るが…。（赤い風船）南仏カマルグ地方に、白く美しい荒馬をリーダーにした野生馬の一群がいた。その""白いたてがみ""と呼ばれる馬の存在は噂となり、牧童たちは野生馬を捕獲し始める。漁師の少年フォルコは、囚われた""白いたてがみ""が、牧童たちから勇敢に逃げる様子を見つめていた。「おまえの手に負えるなら、あんな馬はやろう」と、牧童主はフォルコをからかった。フォルコは、牧童たちの手から逃れた"白いたてがみ"を見つけ、ひっそりと近づき、手綱を握った。ひきずられながらも手綱を放さないフォルコに、馬は次第に心を許す。しかし、すぐに牧童たちに見つかり、フォルコは馬をなんとしても守ろうとするが…。（白い馬）

キャスト

パスカル・ラモリス

スタッフ

監督：アルベール・ラモリス

作品データ

制作年

1956

制作国

フランス

配給

セテラ・インターナショナル

上映時間

75分

映画公式サイト

[c] Copyright Films Montsouris 1956/[c] Copyright Films Montsouris 1953

作品情報・予告編提供：MOVIE WALKER PRESS

小さなロバ、ビム 4K

アルベール・ラモリス長編監督デビュー作

2025/11/14(金)公開

北アフリカ、チュニジアのジェルバ島で撮影。当初、商業性が薄いと却下されたが、詩人ジャック・プレヴェールに再発見され、ナレーションを追加し公開された。ロバと少年たちが愛らしく輝く、隠れた傑作。

ストーリー

はるか昔、東の国のある島。子供たちひとりひとりがロバを飼う習慣があった。ビムは最も美しいロバで、アブダラがその飼い主だったが、アブダラはとても貧しかった。意地悪な領主の息子メサウドは、美しいビムに一目惚れし、アブダラからビムを奪い取った。連れ去れたビムを取り返そうと、アブダラは勇敢にも領主の屋敷に忍び込むが、護衛に見つかり牢に入れられてしまう…。

キャスト

スタッフ

監督：アルベール・ラモリス、脚本：アルベール・ラモリス、ジャック・プレヴェール

作品データ

制作年

1950

制作国

フランス

配給

セテラ・インターナショナル

上映時間

55分

映画公式サイト

[c] Copyright Films Montsouris 1951

作品情報・予告編提供：MOVIE WALKER PRESS

素晴らしい風船旅行 4K

第21回ベネチア国際映画祭　国際カトリック映画事務局賞受賞

2025/11/14(金)公開

ヘリコプターに耐震装置をつけた「ヘリヴィジョン」を使用して撮影、パリをはじめ、フランス全土の風景を気球に乗った人の視点で楽しめる。『赤い風船』のパスカルが主人公で、祖父と少年の冒険に心温まる。助監督にジャック・ドゥミが参加。

ストーリー

パスカルの祖父は学者で、気球を発明し、フランス中を旅する計画を立てていた。なんとしても冒険がしたいパスカルは、こっそりゴンドラにしがみつき、気球に乗り込む。北フランスのベテューヌを出発し、パリを通過、ブルターニュから南へ。次々と災難に見舞われるが、アルプスを超え、ニームで海水浴を楽しむ。しかし、闘牛場での一時着陸の際に、気球はパスカルひとりを乗せたまま空に上がり、みな大慌てする…。

キャスト

パスカル・ラモリス、アンドレ・ジル、モーリス・パケ

スタッフ

監督：アルベール・ラモリス、脚本：アルベール・ラモリス

作品データ

制作年

1960

制作国

フランス

配給

セテラ・インターナショナル

上映時間

84分

映画公式サイト

[c] Copyright Films Montsouris 1960

作品情報・予告編提供：MOVIE WALKER PRESS

フィフィ大空をゆく 4K

第18回カンヌ国際映画祭フランス映画高等技術委員会賞

2025/11/14(金)公開

人間がもし鳥のように自分の羽で空を飛べたなら…。神話のイカロスの夢を再現。監督が12年間もアイデアを温めて製作した夢とユーモア溢れるロマンティック・ファンタジー。公開時には大ヒットを記録した。

ストーリー

フィフィは邸宅から時計を盗み、サーカス団に逃げ込む。支配人は彼を警察には突き出さず、鳥人間に仕立てようとする。背中に羽をつけ空中を飛ぶ危険な演目だ。団員のミミに一目惚れし練習をはじめたフィフィは、空中を飛べるようになり、天使のふりをして時計を盗みミミにプレゼントをする。しかし、ミミに想いを寄せる猛獣使いと喧嘩になり、サーカスは崩壊。警察の追跡がはじまり、フィフィは空高く舞い上がる…。

キャスト

フィリップ・アブロン、ミレイユ・ネーグル、アンリ・ランベール、ラウール・ドルフォス

スタッフ

監督：アルベール・ラモリス、脚本：アルベール・ラモリス

作品データ

制作年

1965

制作国

フランス

配給

セテラ・インターナショナル

上映時間